ERIA 導入事例

株式会社丸芝製作所 様

事業内容 アルミのパイプ加工・シャフト製造
従業員数 9名
所在地 東京都青梅市友田町2-746
TEL 0428-22-6834
URL http://www.marushiba-ss.com/

 東京都青梅市に工場をかまえる金属加工の丸芝製作所。アルミ製のパイプやシャフトの加工を得意とし、大型旋盤の所有により、重電関連部品や原子力関連部品として使用される大径・長尺製品の製造も可能にしている。「身近なところでは電気の送電に関わる、変電所の開閉装置や変圧器などの部品も製造しています」と代表取締役の奈良野剛さん。SMARTMETER ERIAとSMART CLOCKを利用した省エネの工夫について伺った。

作業場の壁にSMART CLOCK無理のない省エネ活動が可能になりました

パトランプからSMART CLOCKへ

 丸芝製作所では、2000年に日本テクノの24時間監視による保安管理サービスを導入。パトランプを利用してデマンド管理を中心に省エネに取り組んできた。デマンドのピークは12月から2月。奈良野さんは当時を振り返りこう話す。「パトランプと日本テクノからの電話を合図に、作業場にある5台の空調のうち半分ほどを切ってデマンドを抑えていました」。
 しかしその一方で、パトランプだけを頼りにしていると、「空調を再度稼働させたタイミングでまたすぐにパトランプが鳴り出した」「空調をオフにしたままで、作業場が寒くなりすぎてしまった」ということも起こった。そんななか、2013年の契約更新のタイミングでERIAとSMART CLOCKの提案を受けた奈良野さん。「課題の解決にはこれだ」と感じたという。

色に合わせて無理なくデマンド対策

 SMART CLOCKは作業場の壁に、ERIAは従業員の出入りが多いドアの近くに設置した。SMART CLOCKが緑から黄色に変わると、現場の従業員が空調を1台ずつ切る。色の変化に合わせて徐々に稼働台数を減らしていき、日本テクノからの電話がくるころにはデマンドが落ち着いていることも多くなった。
 「時計と一緒に見えることで30分単位のデマンドの区切りが分かりやすく、無理なく対策がうてるようになりました」。作業場のどこからでもSMART CLOCKが見えるため、一人ひとりが電気の使い方を自然と意識するようになった。「導入の一番の成果は、従業員の意識向上」と奈良野さんは喜ぶ。併せて、タイムカードの近くには、日本テクノの営業担当からアフターフォローの際に提供された電気使用量の推移グラフや手書きDO-NAVIも貼り出し、情報共有の場としている。

設備改善でさらなる効果を

 デマンド対策とともに設備改善にも取り組んできた。2つの作業場あわせて合計7台の空調(25年前から使用)は、ここ3年ほどをかけて徐々に新しい省エネタイプに入れ替えた。さらに冬の朝など特に寒い時間帯には、ストーブを併用して足元をあたためる。天井にはシーリングファンも設置し、天井付近の温かい空気を循環させる。
 夏場には、空調と扇風機を併用して、同じく空気を循環。日差しの強い東側の壁には、すだれを設置して直射日光を防ぐ。すだれと壁を固定する針金も取り付けて、風で飛ばされないよう工夫した。さらに作業場の大きなシャッターは外気温に合わせて、開け閉めをこまめに行い、空調だけに頼らない環境を心がけている。

無理のない省エネ活動を継続

 同社ではデマンド閲覧サービスのグラフを見直すことで、夜間の待機電力にも着目し、飲み物の自動販売機を省エネタイプに入れ替えた。この自動販売機は、夜間の防犯に少しでも協力できればという思いもあり、地域住民が通勤通学に利用する道沿いに設置している。
 SMART CLOCKによる全従業員への省エネ意識の浸透や設備改善により、契約電力で14kWダウン、使用量も21.6%の削減成果が生まれた。しかし奈良野さんはこうも話す。「省エネに取り組んではいますが、決して無理はしません。日頃から昼休みは空調を切るようにしていますが、寒さ(暑さ)の厳しいときには、昼休みもつけたまま。省エネと並行して職場環境にも配慮しています」。無理のない取り組みが、従業員の働きやすい環境の構築と、省エネ活動を継続させていく。

導入実績

導入時期 2013年1月
契約電力 73kW(2006年)⇒59kW(2015年)
14kW削減
電気使用量 10万6253kWh(2006年1月~12月)
⇒8万3287kWh (2015年1月~12月)
2万2966kWh 21.6% 削減
営業時間 8:00~17:00(休:日・祝・隔週土)

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