ERIA 導入事例

社会福祉法人 烏山保育園 様

事業内容社会福祉、保育事業
従業員数31名
所在地栃木県那須烏山市中央2-3-25
TEL0287-82-3372
URLhttp://www.karaho.net/

 大正15年、隣接する慈願寺の本堂を開放して始まった烏山保育園。浄土真宗の教えをもとに「一人ひとりのいのちと個性を大切にした保育」、「ともに生きともに育ちあう保育」を実践している。できてもできなくてもあなたが大事。子どもに優劣をつけず、互いを認め合うことで個人を尊重した保育を行う。子どもは体調を崩しやすく、環境整備には細心の注意が必要だ。あまり厳しい省エネを行うことができないなか、電気使用量削減に成功した取り組みについて話を伺った。

電気の使用スケジュールを作成  子どもとともに環境問題に向き合っています

園舎を維持した省エネ活動

 「日本テクノの提案は理解できましたが、コスト面がネックとなり、契約まで時間がかかりました」そう話し始めたのは、事務長の佩川(はいかわ)和義氏。SMARTMETER ERIA導入の機転は東日本大震災だった。那須烏山市も大きな被害を受け、電気とどう向き合っていくべきか考える機会になったという。築50年以上の園舎。省エネは行いたいが、新しい設備を導入するには、施設を建て直さなければならない。「そこで、日本テクノから人の知恵を使った運用改善の提案をいただきました」。夏は暑く、冬は底冷えが襲う省エネには不向きな盆地エリア。電気使用量削減に向け知恵を振り絞った。

電気使用の流れを徹底管理

 「決められた通りのスケジュールをこなすことが優先で、他のクラスの状況に目を配っていませんでした」。おやつ後の清掃時間には、各クラス一斉に掃除機をかけ、頻繁にブレーカーが落ちていた。震災をきっかけに、掃除機からほうきの使用に替えるなど、職員が省エネに対して興味を持ち始めた。こうした経験をもとに、電気使用の平準化を目的としたスケジュール表の作成にとりかかった。園内には、7つの保育室、お遊戯室、給食室、事務室がある。空調の稼動は数室に留め、その間ほかは扇風機やシーリングファンで代用する。クラスごとに空調の使用時間をずらすことで、デマンド値の削減に成功した。

デマンドとの付き合い方

 佩川(はいかわ)氏は、デマンド値が確定する30分間隔を意識して、電気を使用する。確定数分前に警報が鳴った場合は、何とかしのぐことができるだろうと放置したことがあった。予想に反して、デマンド値は寸前で増加。この出来事から、警報時は一層注意を払うようになる。給食を2階のクラスへ運ぶ際は、専用エレベーターを2回使用しているが、消費電力が高いため、前半と後半の30分に分けて1回ずつ使用するようルール化した。「私たちは、それぞれ勤務時間や出勤日が異なるため、朝礼もなければ、頻繁に会議を行うこともできません。だからこそマニュアルやスケジュール表が役立っています」。

目標は園の方針を維持すること

 職員から選抜されたエコリーダー3名を中心に、環境問題への取り組みが提案される。そのなかの1つが廃材のリユース活動だ。プリンのカップは工作に、牛乳パックは縄跳び入れに再利用。利便性、合理性が追求される現代に育った子どもは、学力や体力だけではなく、コミュニケーション力の低下も問題視されている。そうした環境下でも、昔ながらの保育が子どもの主体性を育んでいる。同園の方針は"一人ひとりのいのちと個性を大切にする"こと。「時が移ろうなかでも、変わらない歩みを続けていく。世の中の動きや環境問題に向き合い、いのちの大切さを考えていきたいです」と話してくれた。

導入実績

導入時期 2014年8月
契約電力47kW(2014年)⇒31kW(2015年)
16kW削減
電気使用量 6万270kWh (2013年9月~2014年8月)
⇒4万9,906kWh(2012年10月~2013年9月)
1万364 kWh 17.1%削減
営業時間 7:15~19:15
(休業日:日・祝)

メディア情報

社会福祉法人 烏山保育園 様の取り組みがテレビ番組「省エネの達人」で紹介されました。
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