企業の省エネ 成功事例

株式会社シーエーエル様

事業内容 情報処理システム開発、システム保守・運用
従業員数 67名
所在地 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩井町475番地の2
TEL 045-721-9311
URL http://www.cal.ne.jp/

 横浜市保土ヶ谷区にある株式会社シーエーエルは、主に情報処理システムの開発を手がける会社。お客様のニーズを的確に分析し、情報システムの立案から開発・保守にいたるまで一貫したサービスを提供するほか、技術者の派遣も行っている。本社のあるオフィスビルは4階建てで、1階と3階が開発部、2階は営業部、4階はリフレッシュルルームとなっている。重要なデータを取り扱うシステム開発会社ではどのような省エネ活動が行われているのか、総務部副部長の田澤俊和氏と飯田伸彦氏に話を伺った。

きっかけは東日本大震災

 日本テクノのサービスを初めて導入したのは2002年。その後、2009年にSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)を導入し、2015年に新型ERIAに切り替えた。ただ、東日本大震災があるまでは、活用しているとは言えなかったという。「電気は当社事業の要であり、あって当たり前のもの。電気代が高くなっても何の抵抗もありませんでした。そういった考えでしたから、計画停電のときは対応に追われて大変でした。その経験が省エネ活動を推し進めるきっかけにもなりました」と当時の様子を話してくれたのは、田澤俊和氏。同社社長の号令のもと、省エネの施策が練られるとともに、ERIAの存在価値についても見直された。

ERIAの活用方法を再周知

 同社はプロジェクトに応じて技術者を派遣しており、常に約半数の社員が取引先へ駐在する。社員が一同に会するのは月に1回、毎月初日の夕方に集まり連絡事項などを共有する機会があり、そこで省エネの話題も出されるようになった。ERIAの活用方法についてあらためて周知すると、社員の省エネ意識にも変化が表れ、まずトイレや給湯室などの照明の消し忘れがなくなった。空調の設定温度も夏は28℃、冬は22℃に設定。窓際付近の空調は、夏はつけ、冬はつけないというメリハリをもたせ社員も賛同した。「ERIAは画面にある表情の変化で電気の使用状況を知らせてくれるため、誰の目にも明らかで対応しやすい。必然的に意識も高まります」と飯田伸彦氏。

チームごとに席をまとめる

 田澤氏は各フロアの照明スイッチが細かく分かれている点にも着目。照明の配置にあわせて机を設置するというルールを設け、空席状況に応じて部分的に消灯できるようにし、空調も同様にこまめに止めた。
またプロジェクトの進行状況に応じて休日出勤も伴うが、「以前は、チームが同じでも各階に席が分かれていました。各フロアに1人でも出社する場合、空調と照明が稼働していたことがあり、もったいないと感じていました」。その経験をもとに、プロジェクト開始と同時にそのメンバーが固まるように席替えを実施。業務や打ち合わせのたびに集まる仕組みを改善したことで、生産性の向上にもつながった。

省エネ活動のさらなる定着へ

 システム保守・運用を行う同社は多くの企業からサーバーを預かる。専用のサーバー室は常に20℃に設定されており、特に夏は電気代がかさむ。そのため少しでも使用量を削減しようと、昨年からは社内のグループウェアで、クールビズやさらなる省エネを呼び掛けるようになった。また2012年から2013年にかけて、事業場にある全300灯の照明をLEDへ入れ替えている。一連の省エネ活動で震災前と比較すると、契約電力で10kW、電気使用量で20.9%の削減効果がでた。「社長が新しいもの好きでLED導入は当時としてはかなり思い切りましたが、デマンド閲覧サービスで確認できるほど効果がしっかりと表れました。今後も電気の見える化を活用して、省エネ活動を定着させていきます」と両氏は笑顔で応じてくれた。
 

導入実績

導入時期 2009年12月 SMARTMETER ERIA導入
契約電力 45kW(2011年)⇒35kW(2016年)
10kW 22.2%削減
電気使用量 11万9853kWh(2010年4月~2011年3月)⇒9万4779kWh (2015年4月~2016年3月)
2万5074kWh 20.9% 削減
営業時間 9:00~17:30(休:土・日・祝)

取材日:2016年4月

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