ERIA 導入事例

鹿の湯ホテル様

事業内容旅館
従業員数23名
所在地三重県三重郡菰野町大字菰野8520-1
TEL059-392-3141
URLhttp://www.sikanoyu.co.jp/

 三重県の湯の山温泉にある旅館「鹿の湯ホテル」。鹿が湯に浸かって傷を癒したことから、「鹿の湯」と呼ばれ、その名をもつ同ホテルでは、良質な温泉と地元食材を使用した料理を堪能することができる。日本最大級のロープウェイは御在所岳にまたがり、四季折々に表情を変える景色が訪れる人々を魅了する。休息や癒しを求めて宿泊するお客様へのもてなしを大切に、ホテル全体で取り組む省エネ活動。フロント及びの経費削減業務を担う野口員敬氏に話を伺った。

業務効率の向上と省エネ 旅館業の思いを貫きながら電気料金を削減しました

前月の電気料金を追って

 野口氏が省エネの担当となったのは2010年。その時々の集客状況に左右されることなく、安定的な旅館の運営を行うため、"無駄なものは減らしたい"と、月単位で電気料金を記録し始めた。電気代が高かった月には、なぜ使いすぎたのか従業員に理由を聞いて回った。しかし、1ヶ月前の電気の使用状況など誰も覚えていない。その結果、具体的な改善案は見付からず、しばらくの間、顕著な削減結果は表れなかった。全国旅館組合を通して知った日本テクノ。これまでのような1ヶ月の時差はなく、リアルタイムで電気の使用状況を確認できるSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)に魅力を感じ導入を決めた。

お客様に配慮した省エネ活動

 サービス業である旅館では、お客様主体の電気の使い方。まずはお客様のいない時間帯を、いかに工夫するかという点に着目した。以前はチェックアウト後、清掃から次のチェックインまで照明や空調を点けっぱなしにしていた。「夏場は下手したら24時間点けていることもありました。目の前の業務に手一杯で、手間を惜しんでいました」と野口氏。現在はチェックアウトした客室から順にスイッチを切り、お客様を迎える14:30には再び照明と空調を点けに行く。空調はチェックアウト時にお客様が設定した温度を快適な温度として認識しているが、そこから+1℃(-1℃)に変更することで省エネにつなげている。

食事処の変更における効果

 2015年4月、夕食を部屋食から個室・会場食に変更。部屋食の場合は、厨房から専用エレベーターで各フロアのパントリーに運び客室へ。お客様のタイミングに合わせて食事を提供するため、お湯などは常に種火にして保温状態を保たなければならない。一方、空調は食事が傷まないよう強めに稼動することを徹底する。エレベーターの使用は1日につき100円がかかり、コスト、効率ともにも負担となっていた。しかし、「食事処を一箇所に集約してパントリーの使用をなくすことで、電気だけではなくガスの使用量も削減できました」。人件費や業務効率を考慮した食事処の変更だったが、大きな省エネ効果を得られた。

旅館業ならではの思い

 省エネ活動は経費削減チームを中心に行われる。これまでいくつもの案が出たが、その多くが中止になっているという。「人感センサー照明を設置した客室、ポットから電気ケトルに変更した客室。しかし、従業員からの"事前に備えてこそ旅館のおもてなし"という声により取り止めました」と野口氏はその理由を語る。同社の省エネ活動は、上からの指示通りではなく従業員の旅館業にかけるプライドも反映させている。「旅館業は最高のサービス業の一つだと思っています。当館もその1つとして、恥じないようなもてなしを心掛けていきたいです」と、今後もお客様への配慮を重視した省エネ活動を行っていく。。

導入実績

導入時期 2014年6月
契約電力244kW(2014年)⇒219kW(2015年)25kW削減
電気使用量 85万2,404kWh(2013年7月~2014年4月)⇒75万9,0861kWh(2014年7月~2015年4月)9万3,318kWh削減 10.9%削減
営業時間 24時間

メディア情報

鹿の湯ホテル様の取り組みがテレビ番組「省エネの達人」で紹介されました。
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