ERIA 導入事例

近畿医療専門学校様

事業内容厚生労働大臣指定・大阪府認可の専修学校
従業員数 36名
所在地大阪府大阪市北区西天満5-3-10
TEL06-6360-3003
URLhttp://www.kinkiisen.ac.jp/

 大阪市北区にある学校法人 近畿医療学園 近畿医療専門学校は、医療系国家資格を持つスポーツトレーナーを育成する。選手を支える最も身近な存在であるスポーツトレーナーは、柔道整復師や鍼灸師などの専門知識を身に付けていることが多い。生徒にとって本当のスタートは、国家資格取得後。現場で活躍できる人材を輩出するため、教育の現場から見直しを図ろうと同校は設立された。現場を熟知した専門師や、第一線で活躍するスポーツトレーナーを講師に迎え、より高度な技術や知識を生徒に伝える。快適な環境で生徒が勉強に集中できるよう工夫した省エネ活動について伺った。

利用者の快適性を重視した環境整備 季節、曜日や時間帯に沿った省エネマニュアルを作成

省エネに逆行した環境

「はじめはお断りしたんです」そう話し始めたのは事務長の笠置里美氏。日本テクノと出会ったのは2013年だった。教室の空調は生徒が自由に調整しているため、省エネには全体の協力が必要。「職員だけならまだしも、生徒の協力のもと電気使用量を削減することは難しいと感じました」そうした判断を覆したのは、こんな言葉だった。「生徒の前にまずは職員への意識付け。その背中を見て生徒がついてきます」。日本テクノの営業スタッフに背中を押され、2013年12月、SMARTMETER ERIA(以下、ERIA)とSMART CLOCKを導入。年末の大掃除後、職員全員を集めて高圧の電気料金の仕組みについて勉強会を開き、年明けから省エネ活動をスタートさせた。

生徒を優先した省エネ活動

「先生の前で講師を務めるなんて、それはもう緊張しました。それに反応も薄かった気がします」と日本テクノの営業スタッフは当時を振り返る。同校の講義スケジュールは、朝・昼・晩の3部構成。受講者が多い昼の部は6つの教室を使用するため、電力ピークに達しやすい。エントランスに設置されているSMART CLOCKが赤くなり警報がなると、事務所、2階ラウンジ、教員室の空調を停止させる。それでも警報が続く場合は、授業中の教室に内線し、職員に設定温度の調整を指示。教室を最終手段とした理由は、生徒が勉強に集中できるよう、快適な環境を維持したいという配慮からだった。心配していた職員の理解も進み、日々の運用を通して取り組みは定着していった。

講堂の使用に注意

 4階は300名収容可能な講堂があり、空調は13台設置されている。まず3台を立ち上げて暖めた後、1台おきに空調を稼働させ、残りは送風にして空気を循環させる。こうした空調の使用方法は、職員に回覧することで意思統一を図った。しかし、省エネを徹底できない対象があった。同校では外部へ空き教室の貸し出しを行っているが、お客様に省エネを協力してもらうのは心苦しい思いがあったという。それを改善するきっかけとなったのが、2015年1月のオープンキャンパス。各教室は学校見学に、講堂もセミナーのため貸し出されており、空調が同時稼動したことでデマンド値が上昇。この経験から「こうすると省エネになるみたいです」とやわらかくお客様へ伝えることで理解が得られた。

ツールを最大限に活用

 職員は、毎日退勤時にERIA防犯モードに表示される待機電力を記録している。全て消し忘れがない状態で8kW。いつもと異なる数値だった場合は、全館見回りを行う。これまで教室や更衣室で空調がついていたこともあり、こうした日課が電気の無駄遣いを省いている。さらに経理担当者は、日本テクノの省エネ支援の1つであるデマンド閲覧サービスを利用。学校の運営を守る立場は、当然のことながら数字にシビアである。ERIA導入の費用対効果を確認するため、このサービスから削減実績を取得しグラフ化しているという。「最初はあまり信じていなかったからね。でもきちんと削減できているって!」と笠置氏は営業スタッフに笑顔を見せた。

導入実績

導入時期 2013年12月[BEMS導入]
契約電力131kW(2013年)⇒111kW(2015年)
20kW 15.2%削減
電気使用量 24万6224kWh(2012年12月~2013年11月)
⇒20万7736kWh(2014年12月~2015年11月)
3万8488kWh 15.6% 削減
営業時間 8:30~21:30(休:日・祝)

メディア情報

近畿医療専門学校様の取り組みがテレビ番組「省エネの達人」で紹介されました。
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