ERIA 導入事例

ホテル チューリッヒ様

事業内容レジャーホテル
従業員数 20名
所在地栃木県宇都宮市川田町889-1
TEL028-635-6157
URLhttp://www.hotenavi.com/zurich/

 栃木県宇都宮駅から車で10分ほどのところにあるホテルチューリッヒ。「非日常の癒し空間」をコンセプトに大規模な改修工事を行い、2011年6月にリニューアルオープンした。最大の特徴は、横180センチ×縦40センチの大型水槽が壁面に埋め込まれたアクアリウムルームで、10種類・50匹の熱帯魚やサンゴが観賞できる。そのほかにもステンドグラスや和の絵画など異なるテーマの客室を用意。それぞれにオーナーこだわりの内装が施されており、リゾートホテルに訪れたような空間を体感できる。人気のレジャーホテルで行う省エネ活動について話を伺った。

消費電力が一目でわかる見取り図が大活躍 明確な取り組みで省エネ意識の定着へ

熱心な営業担当が足しげく提案

「電気は必要な分だけ必要に応じて使っているという自負がありましたが、日本テクノさんの電気の“見える化”によって、これまでの無駄に気づくことができました」と話すのは、代表取締役社長の森直美氏。日本テクノから初めに提案を受けた統括本部長の勧めもあり、2015年4月にSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)の導入を決めたが、本格的に取り組む省エネ活動に対してはじめは不安もあった。それをサポートしたのが日本テクノの営業担当だった。「契約前の段階から熱心に足を運んで現場の状況を調査してくれ、契約後も電気機器の配置とその消費電力が一目でわかる見取り図を作成してくれました。デマンドピーク時にまず何をすればよいかが分かり、スタートを切ることができました」。

省エネ意識の芽生えと無駄の発見

最初に掲げたデマンドの目標設定値は、これまでの51kWから5kW減の46kW。「お客様に迷惑をかけない・スタッフに負担をかけない・演出照明には手をつけない」という3つを前提に取り組みを策定した。同ホテルには常時3~4名のスタッフがシフトで入り、総勢20名が在籍するが、森氏はその全員で取り組まなければ意味がないと考えた。「最初はとにかく口うるさく言いました。すると私も含めて意識が変わって無駄が気になるようになり、まずリネン室を中心にバックヤードの空調をすべて止めました」と当時を振り返る。
 これまで共有部分の照明は夕方になると一斉に点けていたが、来店状況に応じて点灯するように。また客室はお客様のチェックアウト後にすぐ消灯し、清掃が入るまでのわずかな時間でも消す癖をつけた。さらに清掃中は空調を切り、設定温度を夏は25℃、冬は23℃にしてから退出するルールを設けた。

デマンドと使用量削減の同時進行

 空調をもっとも多く稼働する季節は冬で、デマンドもそれに応じて高くなる。週末の夜は満室になり、空調稼働とドライヤーの利用がピークを迎える24時前後に、ERIAのアラームが鳴ることが多い。「そのとき満室であれば呼び込みを行う必要がないため、屋上のネオン看板を消灯します。これだけで4kWありますので、大抵の場合アラームは収まります」。一方、平日の昼間は満室になることがまれなため、使用する階を限定して対応。廊下の空調や照明も切ることで、これも大きな省エネにつながった。
 ERIA導入当初、スタッフはあまり乗り気ではなかったが、徐々に理解し協力してくれるようになったという。フロントの足元に設置している小型ヒーター(1.2kW×3台)も持ち場を離れるときは、その都度切るようになった。

スタッフの変化と大きな削減実績 

 同ホテルは東日本大震災直後、一時的に省エネを試みたことがあったが、その効果が請求書では確認できなかったため、徹底されなかったという経緯がある。ERIA導入により効果が見え、取り組む内容が明確になったことで省エネが定着した。以前は各階の移動にスタッフがエレベーターを使用していたがそれもなくなった。「これを見たとき、皆の意識が変わったと実感しました。最初はお客様に迷惑をかけないという限られた範囲で、本当にできるのか半信半疑でした。私が“省エネ!省エネ!”と言うだけでは、何をどうしたら省エネにつながるのかわからず、スタッフ一同も戸惑っていました。それが営業の方のサポートとスタッフのがんばりで、多いときで月10万円ほどの削減効果が出ています。何でも値上げという世の中にあって、経営者としてこれほどうれしいことはありません」と森氏は笑顔で話してくれた。

導入実績

導入時期 2015年4月 SMARTMETER ERIA導入
契約電力51kW(2015年)⇒44kW(2016年)
7kW 13.7%削減
電気使用量 20万8866kWh(2014年5月~2015年3月)
⇒19万3981kWh (2015年5月~2016年3月)
1万4885kWh 7.1% 削減
営業時間 24時間

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