企業の省エネ成功事例

その他業種

エネルギーのロスを抑える設備と運用改善とは

株式会社アベ・サプライ 稲城事業所様

その他

省エネポイント

  •  電気・ガスの使用量を減らす設備改善
  •  運用改善で人の工夫も生かす
  •  業務量を平準化し、繁忙・閑散期の差を抑える

導入効果

設備改善①重油からガスへ変更

 アベ・サプライはホテルやレジャー施設、病院などにリネンやパジャマ、介護用品などを供給しており、稲城事業所はリネンなどの洗濯・乾燥・アイロン加工を行う。「人手が必要な業種なので、人件費以外のコスト圧縮のため省エネに投資し、エネルギー使用の最適化を図っています」と代表取締役社長の阿部文浩氏は言う。同社では全工程で機器類の効率改善に取り組んだ。たとえば乾燥機(ボイラー)は重油タイプからガスタイプに変更することで、エネルギー使用量を約10%削減した。また配管や継ぎ手には写真1のようなカバーを施し、放熱ロスを防いでいる。

配管・継ぎ手にカバー

設備改善②労働環境を重視しながら電力使用量削減

電力使用量は「SMARTMETER ERIA」と「SMART CLOCK」で監視している。同社のデマンドピークは主に夏だが、空調は労働環境の生命線で簡単には落とせない。そこで同社は室内の蛍光灯や水銀灯をLEDに変更するなどして、電力使用量を減らしてきた。空調は作業者に直接冷気を当てるスポットクーラーを取り入れ、一部で井戸水を利用したチラー(冷却水循環)タイプに変更。また空調の届きにくい場所にミスト噴霧器をつけるなど工夫し、設備改善を行った。

空調はピンポイントで効率よく

ムダを探して改善する「人の工夫」

すすぎの水温の熱源は洗濯時の温水を
熱交換することで得られる

同社では設備改善のみならず、日々の運用改善も効果を発揮している。たとえばすすぎ。すすぎ時の水温を上げることで、乾燥時間が約10%短縮できそうなことがわかり、現在検証を繰り返している。これは現場スタッフの発案によるものだ。また、以前は日帰り入浴施設などの顧客が多く、繁忙期と閑散期で取扱量に差があった。そこで阿部氏は平日需要の多い研修所や病院などにもリネン類の供給を開始。その結果、稼働率の凹凸がならされ、エネルギーの使用がより効率的になった。

Comment コメント

代表取締役社長 阿部 文浩氏
「設備改善では環境省のCO2抑制対策の補助金を積極的に活用しています。改善前に比べて取扱量は年々増えており、売上は135%ほどとなっております。これに対し、エネルギーの使用量は削減できているので、投資効果は高いと思います。今後は社員と相談しながら休日設定の見直しなどで業務の平準化をさらに進めようと考えています」

Company profile カンパニープロフィール

代表者 代表取締役社長 阿部 文浩氏
事業内容 生活関連サービス業(リネンサプライ)
従業員数 150名
所在地 東京都稲城市

取材日:2017年9月
※「SMARTMETER」(スマートメーター)は日本テクノ株式会社の登録商標です。電気機器のご利用方法の詳細についてはメーカーにお問い合わせのうえ、安全性を十分にご確認ください。

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