ムダはしっかり省きリゾートの楽しさを演出【風待ちの湯 福寿荘さま】

風待ちの湯 福寿荘さまの導入事例 [Case 429]

■ 省エネポイント

  • パブリックスペースの照明改善
  • ゲームセンターの稼働を改善
  • 勉強会を行い意識付け

■ 導入効果(導入時期:2014年9月)

離島のリゾートならではの省エネ

三重県志摩から渡し船で約3分、リゾートを楽しめる渡鹿野島に風待ちの湯 福寿荘はある。日本テクノのサービス導入にあたり、省エネ担当を選定。同時に各部門のスタッフが業務を洗い出し、「節電・節約提案書」を作成、実行策を決めていった。そうした取り組みの1つにチェックイン時のムダの軽減がある。宿泊客は対岸からフロント直通電話で「駐車場に着いた」とホテルに連絡を行う。今までチェックイン定刻に一斉に部屋の照明や空調をつけていたが、現在は連絡後にフロントが遠隔操作で空調などを入れ、ムダを改善している。

スタッフの意識変化に貢献

 「SMART CLOCK とSMARTMETER ERIAを導入し、日本テクノの勉強会や朝礼での意識付けを行ったことで、何気なく使っていた電気にかなりムダがあるとわかりました。人のいないロビーや廊下、さらにはゲームセンターといったパブリックスペースの照明調整や空調の適正使用に着手しました」(代表取締役 木村 圭仁朗氏)。客室照明のLED化や冷蔵庫の温度設定の見直しをはじめ、チェックアウト後の清掃時間の短縮など、「節電・節約提案書」の作成を通じ、スタッフの意識は「ムダな部分を見つけ、それをいかに改善していくか」に変わった。

クリーンエネルギーで省エネを図る

リゾート地であり、夏場の集客は生命線だ。漫画コーナーやゲームコーナー増設、ロビーにお客さまが集合しビンゴ大会を開催すると使用電力量は大幅に増えるが、ムダを探しその都度改善を図っていく姿勢は変わらない。「客数が増え、使用電力量も最近は増え気味ですが、私が考える省エネ目標に対し95%くらいは達成できています。今後は重油ボイラーをやめて電気に変更するなど、クリーンなエネルギーを積極採用する予定です」。残り5%を達成するため、スタッフ一丸となった挑戦は今夏も続く。

Comment コメント
代表取締役社長 木村 圭仁朗氏
過疎化・高齢化が進む中、バレンタインイベントなどを開催しながら、徐々に認知度を上げてきました。私たちは「アジアンな温泉宿はいふう」「海辺のホテルはな」も運営していますが、最近は家族連れ、若いカップルなど客層が多彩になっています。これからも観光客の誘致を通じて島全体の活性化を進めます。
Company profile
代表者 代表取締役社長 木村 圭仁朗
事業内容 旅館・ホテル業
従業員数 90名
所在地 三重県志摩市

取材日:2018年6月

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