デマンド閲覧サービスでスタッフの生産性が向上【指宿フェニックスホテルさま】

指宿フェニックスホテルさまの導入事例 [Case 408]

■ 省エネポイント

  • 客数・気温・使用電力量の関係を把握する
  • デマンド閲覧サービスの出力データを活用
  • スタッフの業務意識が変化

デマンド閲覧サービスに毎日アクセス

SMART CLOCK横には時間帯ごとの目標値も掲示している「同じ人数で同じ仕事を行う際に使用電力量を抑えれば、スタッフの生産性は上がったことになります。そのために、ムダな使用電力がないか常に確認するのが私の役目です」(支配人 久永利文氏)。久永氏の日課は出勤後に毎日、デマンド閲覧サービスにアクセスし、前日の客数に対し気温と使用電力がどのように推移したかを検証すること。「たとえば冬場でお客さまが多く、急に冷えた日などは使用量が増えます。ところが同じ客数で翌日暖かくなっても使用量が減らないケースがあります。これは要注意で、館内空調の設定温度が前日のままというケースが疑われます」

デマンド閲覧サービスのデータも活用

久永氏はデマンド閲覧サービスの48コマ使用量データを月ごとにダウンロードし、目標設定値に対し使用電力量を色分けした資料を自作している。縦は1日を30分ごと・48コマに分け、横は日にちで展開。10時のチェックアウトから15時のチェックインまではお客さまが不在なので緑色(この場合デマンド値の40%以下)が正常だが、ここが黄色(40%以上60%未満)になった日は原因を探り、改善を促す。「SMART CLOCKはフロントに設置しているため、清掃スタッフは作業中に確認できません。この資料は省エネ意識の定着に役立ちました」

スタッフに生まれた意識の改善

自動食洗機はドイツ製の省エネタイプ2015年、老朽化した食洗機の入れ替えを考えていたとき、調理スタッフから久永氏にこんな申し出があった。「自動運転できるタイプを導入し、無人かつ電気料金の安い夜間に稼働してはどうかと提案されたのです。スタッフにも省エネの意識が定着していると感じられ、嬉しかったですね」
久永氏が省エネを呼びかけることで、ホテル全体の生産性が向上している。

Comment コメント
支配人 久永 利文氏
経営で重要なのは最小の経費で最大の売上を上げること。経費の圧縮は永遠のテーマです。現在、南九州の宿泊業は天災の影響で団体客が伸び悩んでいるため、スタッフに省エネ意識を醸成することで、利益を少しでも増やせるよう経営体質の強化を図っています。今後もデマンド閲覧サービスのデータを活用し、ホテル全体で生産性を向上していきます。
Company profile
代表者 代表取締役社長 野田 惠子
事業内容 宿泊業
従業員数 160名
所在地 鹿児島県指宿市

取材日:2018年2月

この記事のPDFをダウンロードする。
(フォーム送信後に資料をダウンロードいただけます。)
ダウンロード

関連記事

  1. 大規模ホテルで電力削減 食事メニューに合わせた省エネ術【奈良ロイヤルホテルさま】

  2. 一度は下げた使用電力量 さらなる上積みを図る【株式会社鍜治商店 カジマート みなみ店さま】

  3. 浜正機工株式会社

    電気の「見える化」をきっかけに進む環境改善【浜正機工株式会社さま】

  4. 目配り・気配りの省エネ。要点を押さえスマートに推進【テクニカル電子株式会社さま】

  5. ムダはしっかり省きリゾートの楽しさを演出【風待ちの湯 福寿荘さま】

  6. エネルギーのロスを抑える設備と運用改善とは【株式会社アベ・サプライ 稲城事業所さま】