「放っておけない」人の良心に訴えかけるSMART CLOCK【株式会社中村鏡製作所さま】

株式会社中村鏡製作所さまの導入事例 [Case 418]

■ 導入効果「従業員の意識向上」

導入時期2016年3月

■ 省エネポイント

    • 30分間隔で機器を立ち上げる
    • 業務に支障のない箇所の機器を停止する
    • 室外機の日よけや散水、退勤時の省エネチェック
現場から全体に広がった視点

株式会社中村鏡製作所は1950年の創業以来、曲げ加工の技術を強みに車両用ミラーなどを生産してきた。2015年、中村篤史氏が先代より事業継承したことをきっかけに、日本テクノのサービスを導入した。特に使用電力が多いのは、電気炉とボイラー。電気炉は曲げ加工、ボイラーは熱で溶かしたアルミをガラス板につける工程で使用する(真空蒸着機)。これらにコンプレッサーや空調の稼働が加わると、SMART CLOCKが電力の使いすぎを知らせる。

基準は品質に影響が出ないこと

朝すべての機械を同時に立ち上げていたこともピークの原因となっていたが、30分間隔で稼働させるだけでそれは解消できた。しかし、夏場の昼は空調に負荷がかかり使用電力量も増す。電気炉が2台あり室内が冷えにくいため、大型空調5台とスポットクーラー10台が設置されている。SMART CLOCKが赤く光ると、従業員は業務進行の妨げにならない順にコンプレッサーと空調を停止。使用済みの曲げ型を焼却する作業や、面取り後の端材を砕いてリサイクルに出す作業、翌日の準備を行うラインなどで使用する機器が対象だ。

なぜか放っておけない気持ちに

「人の良心というか、あの時計が赤く光っていると、皆放っておけないんですよ。1人が見回りに行ったら、ほかの従業員も自ずと空調の温度を上げる。SMART CLOCKが皆の意識を変えました」。同社は富田林工場でも日本テクノのサービスを導入しており、室外機の日よけや散水、退勤時の省エネチェックなどを行っているという。以前、夏場の空調は「18℃・強風」に設定していた従業員が、いまやこうした取り組みを発信する側になっている。「皆が真剣に取り組んでくれることは経営者としてうれしい限りです」。

Comment コメント
代表取締役 中村 篤史氏
機器それぞれの使用電力を予測して、自己流でピーク対策を行ったこともありましたが、見当違いでした。電気を「見える化」することの重要性を感じましたね。私たちの加工技術は、車両用ミラー以外にも応用できるはず。これまでの考え方にとらわれず、時代の変化に合わせて事業を展開していきたいです。
Company profile
代表者 代表取締役 中村 篤史
事業内容 車両用ミラー製造
従業員数 18名(2018年3月現在)
所在地 大阪府大阪市

取材日:2018年3月

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