電気が見えてわかってきた「賢い電気の使い方」

株式会社錦右ェ門陶苑さまの導入事例 [Case 435]

■ 導入効果


*導入時期:2018年2月、取材日:2018年10月

■ 省エネポイント

    • 電気窯の分散稼働
    • 不在箇所の空調オフ
「見える化」で生まれた工夫

錦右ェ門陶苑にはガス窯が5台、電気窯が4台ある。当社のサービスを導入した目的は電気を「見える化」して、賢く電気を使いたかったからだ。「私たちは主に釉薬をかけた後の本焼き焼成にガス窯を、釉薬をかける前の素焼きと絵付後の焼成に電気窯を使っています。“見える化”すれば電気窯の使い方のヒントが得られるのでは、と考えました」(代表取締役 山口幸一郎氏)。使用量の推移をSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)で確認したところ、夏場の空調稼動と素焼き工程が重なることで急激にデマンド値が上がっていた。素焼き工程は無人化できるため、休日に行うことで、まずはピークの分散を図った。

素焼きを終えた大量の器

電気窯を同時稼働しない

また、電気窯自体も分散使用を習慣化した。同社は料亭などからの注文生産品が多いため、少量多品種生産になりがちだ。以前は納期に合わせ、複数の電気窯を同時に稼動していたが、当社のサービス導入後は同時使用がデマンド値を押し上げることを理解し、分散稼動を前提とした生産計画を立てるようになった。
 「現在は大きな電気窯は極力使わず、さらになるべく夜や早朝、休日に分散させて稼動するよう意識して工程を組んでいます。電気を“見える化”した後はスタッフに自然とそうした配慮が生まれるようになりました」。

スタッフの意識が変わった

絵付け工程の部屋にSMART CLOCKを設置しており、表示色が変わったときはスタッフが空調の設定温度を調整している。「ERIAは窯のそばで数値と表情が出ていますし、SMART CLOCKは色と音声で注意を促します。そうなると人間は不思議なもので対応せずにいられませんね。以前は大きな作業場で人がいないのに空調が稼働しているなんてこともありましたが、今は設定温度までも気にするようになり、スタッフの意識が変わってきたなとうれしく感じています」。


Comment コメント
代表取締役 山口 幸一郎氏
日本テクノの営業さんに電気窯の使用電力量などを調べてもらい、アドバイスをいただきました。空調の室外機も温度が上がるとより電力を使用すると聞いたので、温度上昇を防ぐために対策を考えているところです。今後は蛍光灯をLEDに替えるなど、少しずつ設備を改善していきたいですね。
Company profile
代表者 代表取締役 山口 幸一郎
事業内容 陶磁器製造
従業員数 19名(2018年9月現在)
所在地 佐賀県西松浦郡有田町
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