技術力・創造力の向上が省エネにも生きる

ヒーハイスト株式会社さまの導入事例 [Case 448]

■ 導入効果


*導入時期:2016年1月、取材日:2019年4月

■ 省エネポイント

    • 業務改善の一環
    • 目標設定で適度な緊張感が生まれる
    • 各自が省エネ行動を決めて実行
技術力・創造力の不断の向上に取り組む

精密部品メーカー・ヒーハイストは埼玉・秋田に工場があり、埼玉工場は主にレース用部品の開発・生産を行っている。技術力・創造力の不断の向上のために同社では複数プロジェクトが進行しており、その1つが改善提案だ。社員から提出される提案は月に400件に上り、電気の使い方に関するものも多い。常務の福留弘人氏は「さまざまな指標を用いて業務効率を測定しますが、デマンド値や使用電力量もその1つ。たとえば加工機械を増やした場合、通常の作業は定格出力の約何%で月々の使用量の増加はそれに沿っているかなど、見える化のデータで検証しています」と話す。

月に10回程度警報が鳴るのが理想

精密部品はミクロン単位の加工精度を保つために事業場の温度管理が不可欠であり、同社は天候を加味して目標値を設定している。電気を「見える化」する際に検証したのは気温変化と使用電力量の相関だ。約半年間実データと外気温を照らし合わせ、使用傾向の把握に努めた。
 「月に10回程度警報が鳴るようSMART CLOCKを設定しており、適度な緊張が生まれています。新規の加工機械の導入などで使用量・目標設定値も上昇基調にありますが、むやみに電気を使えばよいわけではありません。より高品質の製品がより少ない労力や電力で効率的に生産できる。それが私たちの描く理想です」。

データ検証にデマンド閲覧サービスを活用

右写真は警報が鳴った場合、各自の持ち場で何を行うかを記した「省エネ行動シート」だ。各自は「離席時にPCの電源を落とす」などを宣言し、またモニター画面にその旨を記したシールを貼り、常に意識して行動している。品目と機械の増加によりデマンド値も使用量も増加中だが、機械が増えたからと考えずに、「どうすれば効率的な電気使用が実現するのか」と全スタッフが常に意識している。


Comment コメント
常務取締役 福留 弘人氏
埼玉工場はレース部品の急な依頼や変更などに短納期で対応できるのが最大の強みです。今後、少子高齢化で人材確保が難航すると予測されますが、自分たちの技術力や創造力で工程全体を工夫改善し、単なるオートメーションにとどまらない効率化を実現することで、人手不足にも対応できるようにしたいですね。
Company profile
代表者 代表取締役社長 尾崎 浩太
事業内容 製造業
従業員数 168名(2019年4月現在)
所在地 埼玉県川越市(本社・埼玉工場)
秋田県秋田市(秋田工場)
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