決めた省エネルールをしっかり守り、生産に集中

有限会社井上亀さまの導入事例 [Case 453]

■ 導入効果


*導入時期:2017年6月、取材日:2019年4月

■ 省エネポイント

    • 射出成形機の分散稼働
コストより売上を重視する考え方
佐賀県三養基郡にある有限会社井上亀は、プラスチック製品の加工メーカー。主にプランターなどの園芸資材や自動車部品の加工を行っている。2016年の電力小売全面自由化後、新電力への切り替えを促されたが、さほど魅力を感じなかった代表取締役の井上浩志氏。それは「電気代は切り詰めず、どんどん電気を使って売上を伸ばす」という生産第一主義の考えを持つからだ。その後、数社提案に訪れたうち、同業者から効率のよい電気の使い方を支援してくれると紹介された日本テクノが信頼できると考え、契約することにした。

プラスチック製品を加工する射出成形機

本末転倒となる省エネはいらない

工場ではプラスチックの原料を溶かし成形する7台の射出成形機が稼働する。扱う製品によって加熱温度やモーターの回転速度が異なり、負荷が重なるとSMART CLOCKが赤くなる。「私たちは製品を受注した後スケジュールを組み、その日の夕方から加工し始めて、翌日には出荷します。電気の使い方を気にして生産に支障が出れば本末転倒。生産に影響のない部分で、電気を賢く使えるよう意識しています」。普段は24時間稼働している機械だが、日曜の夜は停止するため月曜は朝の立ち上げ時間をずらして対応した。

遠くからでも電気の使用状況がわかる

生産と省エネの折り合いがついたルール
これまで一斉に立ち上げていた加工機を、融点まで温度が上がる30分おきに分散稼働させるよう従業員に周知した。その際、手違いによって起きたデマンド ピークは、急いで機械を停止しにいく。「本来、経営者であれば売上だけでなくコスト管理にも目を向けるべきですが、人手が足りずそこまで手が回りません。生産量の増加に伴って電気の使用は増えますが、日本テクノから効率のよい電気の使い方を教えてもらっているおかげで、私は生産に集中できます。今後も決めた省エネルールはしっかりと取り組んでいきます」。

モニターで射出成形機の温度を把握

Comment コメント
代表取締役 井上 浩志氏
自社製品にくわえ他社製品の加工も対応するようになりました。熊本地震の影響により園芸資材の受注が減っていましたが、ここ最近は回復傾向にあり機械を増設する予定です。これからもどんどん生産して売上を伸ばしていきたいです。
Company profile
代表者 代表取締役 井上 浩志
事業内容 プラスチック製品加工
従業員数 11名(2019年4月現在)
所在地 佐賀県三養基郡
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