株式会社要パックさまの導入事例[Case396]

見える化がもたらした省エネ成功のポイント
担当営業と二人三脚で成果を出す
同社の電力ピークは製造ラインとは直接は関係のない、空調稼働によって記録されていた。担当営業はデマンド閲覧サービスの記録からその原因を推測し、対策を提案。その結果、契約電力・使用電力量とも低減が図れた。高圧受変電設備の更新対応なども担当営業のアドバイスを参考にしており、同社では「電気のことなら日本テクノへ」が合言葉となっている。
・照明・空調使用のルール化
・時計の色が変わったら注意喚起
・コミュニケーション良化による省エネ意識の定着
■ 導入効果
|取材時期:2017年11月|導入時期:2015年7月|
導入の決め手は「営業担当の説明会」
要パックは食品包材などを押出ラミネート・スリット加工しており、同社しかできない食品用のフィルム加工などの技術力が強みだ。
「これまで原料費にはシビアでしたが、ラミネート機は止められないので、電気料金を節約しようとは考えなかった。日本テクノの営業担当が来たときも、最初は断ったくらいです」(代表取締役社長・出津治勝氏)。
しかし電気料金の仕組みや使用電力量の削減手法などの説明を聞くうちに、全員でやれば成果が出るかも、と考え直した。営業担当が勉強会を開き、取り組み手法を教えてくれるのも魅力だと感じ、導入を決めた。
「これまで原料費にはシビアでしたが、ラミネート機は止められないので、電気料金を節約しようとは考えなかった。日本テクノの営業担当が来たときも、最初は断ったくらいです」(代表取締役社長・出津治勝氏)。
しかし電気料金の仕組みや使用電力量の削減手法などの説明を聞くうちに、全員でやれば成果が出るかも、と考え直した。営業担当が勉強会を開き、取り組み手法を教えてくれるのも魅力だと感じ、導入を決めた。
照明や空調の使い方を工夫する
同社の電力ピークは夏場の13時。暑さのピークに空調を酷使していたのが原因だった。現在はタイマーの活用や優先順位に沿った空調の稼働ルールの制定、不要な箇所の水銀灯消灯の徹底などにより、ピーク値の削減に成功した。
さらに、SMART CLOCKを活用し、電気の使用状況を「見える化」した成果は大きい。工場内2階事務所のSMART CLOCKの色が変わると社長夫人の信子氏がスタッフに大きな声で「空調の温度を落として!」と伝える。最近は信子氏が不在のときでも、下から見上げて色の変化に気付いた社員が自主的に空調の温度設定などを変えている。
さらに、SMART CLOCKを活用し、電気の使用状況を「見える化」した成果は大きい。工場内2階事務所のSMART CLOCKの色が変わると社長夫人の信子氏がスタッフに大きな声で「空調の温度を落として!」と伝える。最近は信子氏が不在のときでも、下から見上げて色の変化に気付いた社員が自主的に空調の温度設定などを変えている。
スタッフの間に生まれた意識改善
「同じ仕事をするのでも、どうすれば省エネになるのか、考える習慣ができました。時計の色が変わると皆で声を掛け合うのでコミュニケーションもよくなりましたし、省エネ意識は確実に上がっていると思います」(高橋孝典さん)。
日本テクノの推奨する電気の「見える化」「理解(わか)る化」を通じ、社員の意識が変わるのも導入効果の1 つである。
日本テクノの推奨する電気の「見える化」「理解(わか)る化」を通じ、社員の意識が変わるのも導入効果の1 つである。

代表取締役社長 出津 治勝氏(右)/ 営業部課長 出津 弘純氏(左)
ラミネート機を止めずに、皆が工夫することで電気料金を減らせてよかったと思っています。ただ、ラミネート機のケーブルなどが老朽化しており、設備面で若干不安があります。日本テクノは電気に関して川上から川下まで一貫してサービスを提供しているとのことなので、今後のアドバイスに期待しています。
企業概要 | |
---|---|
事業内容 | 食品包材加工業 |
従業員数 | 16名 |
所在地 | 埼玉県越谷市 |
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