学校法人みのり学園さまの導入事例 [Case 406]
見える化がもたらした省エネ成功のポイント
勉強会で知識を共有
電気の「見える化」前に推測していた電力ピークは幼稚園・保育園の夕涼み会だったが、実際はもっとも暑い日の午後であったことが判明。「見える化」による実態把握が重要だと改めて感じた同園では営業担当の勉強会を通じ、省エネ手法を共有した。これにより全体的に電力のムダな使用がなくなり、ピークの分散化が図れた。
・勉強会で省エネ活動への理解を促進
・空調の立ち上げ時間をずらす
・不在教室の照明・空調オフ
■ 導入効果
「見える化」してわかった電力ピーク
調理師専修学校と幼稚園・保育園を運営する学校法人みのり学園の事務長 川満翔太氏は、日本テクノの提供する「電気の見える化・理解る化」を高く評価している。「電気料金の仕組みや使用電力量を減らす手法などを聞き、全員で省エネに取り組めば効果が出ると思いました。導入前は6月末に父母も参加して行われる幼稚園・保育園の夕涼み会が電力ピークでないかと推測していましたが、実際は最も暑い夏の午後がピークとわかり、“見える化”して実態を把握することは重要だと改めて感じました」
勉強会で知識を共有
日本テクノの営業担当が勉強会を実施し、デマンドの仕組みや省エネ手法を説明。その結果、職員らが自主的にタイマーを活用して空調の立ち上げ時間をずらすようになり、ピークの分散が図れた。さらに生徒・園児不在の教室で照明・空調のオフを徹底した。「これまでは生徒や園児がいない教室で空調が稼動していることもありました。全員が意識することで電気の使用にムダがなくなりました」
次の課題は使用量削減
職員の意識が変わってきた今、川満氏は次の省エネステージへ進みたいと考えている。それが時間帯別の使用量目標の設定だ。「日本テクノの担当営業さんに引き続き協力いただきながら、今後は季節ごとに細かく省エネ目標を設定したいと思います。ただ、暑い沖縄で我慢しながら空調使用を控えるのはナンセンスです。無理なくできる省エネ方法をアドバイスしてもらいながら、さらなる電力使用の改善を図ろうと考えています」
Comment コメント
2018年11月に当校を会場として技能五輪洋菓子部門の全国大会が開催されます。多くの方が訪れるので今から対策を立てていますが、教員や職員から“技能五輪後も契約電力が上がらないよう、私たちにできることはありませんか”という問いかけがありました。皆が省エネを意識するようになったと実感でき、嬉しかったです。
企業概要 | |
---|---|
事業内容 | 教育 |
従業員数 | 約50名 |
所在地 | 沖縄県浦添市 |
取材日:2018年2月
この記事のPDFをダウンロードする。
(フォーム送信後に資料をダウンロードいただけます。)
ダウンロード