生産性の向上に電気の見える化が貢献【株式会社スチールテックさま】

シャッター扉の開閉を終えてから空調をONに

株式会社スチールテックさまの導入事例 [Case 413]

■ 省エネポイント

  • 空調の使用法を変更
  • 大型加工機器はX時15分か45分に運転開始
  • 設備改善と3S(整理・整頓・清掃)の徹底

■ 導入効果

各製造工程におけるコスト意識の向上

電気の効率的な使い方について知る

シャッター扉の開閉を終えてから空調をONに

シャッター扉の開閉を終えてから空調をONに

「東日本大震災後に電気料金が高騰する中、日本テクノの営業担当が電気料金の仕組みや使用電力の効率化を実現する“電気の見える化”手法を教えてくれました。その考え方が当社の合理化や意識改善に合致していたので、導入を決めました」(代表取締役社長 田中公夫氏)。たとえば大きなシャッター扉の工場は、社員が皆出社してから空調を入れて開閉時のロスを抑える、冬場はストーブを使用する、大型加工機器はなるべく30分や0分をまたぐように稼動する。これらを続けたところ、月の電気料金が平均20万円ほど改善された。

設備改善と3Sで労働環境をよくする

LED照明で明るく効率UP

LED照明で明るく効率UP

また、2年かけて工場内の照明を水銀灯からLEDに交換した。これにより使用電力量の改善が図れたが、明るくなったことで作業効率も上がったという。「33年前の創業時の当社は“暑い、汚い、暗い”職場でした。それでは社員の士気が上がらないと考え、継続して労働環境の整備に取り組んできました。同業他社に比べれば空調の台数も多いと思いますし、3S(整理・整頓・清掃)を徹底することで、工場内はピカピカ、LED導入で明るい職場を実現できています」

電気の見える化で生産性の向上を図る

最新のレーザー加工機器

最新のレーザー加工機器

同社のこうした業務姿勢は製品の品質に反映されており、その結果売上・利益は毎年順調に増えている。これにともないレーザー加工機を1台から2台に増やし、デマンド値・使用電力量は上がったものの、生産速度は約2倍に向上している。また、1台メンテナンス時でも加工作業ができるようになり、生産量も増えたという。現在の同社は成長を維持するために労働効率を落とすような省エネは実施せず、あくまで社員のコスト意識や業務手順改善の指標として「電気の見える化」を活用している。

Comment コメント
代表取締役社長 田中 公夫氏
生産性の向上を図り、納期・品質など厳しい要求に応え続けることが重要だと考えています。製品の付加価値やコストを常に意識するため、それぞれが1日の完成品から原価を差し引いた売上目標をもっており、目標を達成できれば“白星”、できなければ“黒星”としてカウントし賞与に反映するなど、現場でさまざまな工夫を重ねています。
Company profile
代表者 代表取締役社長 田中 公夫
事業内容 金属加工業
従業員数 40名
所在地 大阪府摂津市

取材日:2018年3月

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