ERIA 導入事例

株式会社アートプラン 様

事業内容 自動化・省力化機械装置の設計製作
従業員数 10名
所在地 滋賀県彦根市川瀬馬場町750-7
TEL 0749-25-5600
URL http://www.artplan.ne.jp/

 滋賀県彦根市にある株式会社アートプランでは、産業用の自動化・省力化機械装置を設計、製作している。扱う製品は、お客様のニーズに沿ったオーダーメイド品。あらゆる依頼に対応できる技術力を活かし、2012年に自立支援型移乗介助ロボット「愛移乗(あいじょう)くん」の開発に成功した。下半身が不自由であっても上半身を動かすことができれば、介助者の手を借りずに自ら操作して一人で移乗動作できる介助ロボットだ。高齢化社会の進行に伴い、問い合わせが急増するなかでもコツコツと積み重ねる省エネ活動について、代表取締役の渡辺正氏に話を伺った。

地道に取り組む省エネ活動。労働環境や品質を維持して電気使用量を削減

会社運営におけるコストの把握

 SMARTMETER ERIAを導入したのは2013年10月。高精度の製品を扱うクリーンルームは、一定の温度と清浄度を保たなければならない。一旦クリーンルームに製品を保管すると、約1ヵ月間は24時間稼働状態となり、クリーンな環境を維持するのにコストがかかっていた。一方3階の半分以上は、外部へ卓球の練習場として貸し出しており、1日中人の出入りがあるため、大型空調2基が稼働する。電気料金に変動があるのは、工場内のクリーンルームと3階の卓球場を利用した時だった。渡辺氏は通常業務に加え、この2ヵ所が稼働した際どのくらい電気料金に差があるのか把握したいと考えていた。

使用頻度に沿った照明の入替え

 電気使用量のグラフを見ると、卓球場の空調が稼働した時間にデマンドが上昇していた。外部には毎月固定の電気料金を請求していたが、契約料金の高騰により、同社にも負担がかかっていた。「賃貸契約終了後も、デマンドが適用される1年間は超過分を支払っていました」。こうした背景から、より省エネを意識するようになり、使用頻度に応じて照明を設備改善。事務作業が多い設計室にはLED、一方従業員がまばらな工場には、省エネタイプの照明を導入した。工場はこれまで1基につき2本の蛍光灯が並列していたが、反射板付の灯具に変更したことで、1本でも以前と同様の照度を保てるようになった。

ネットワークカメラの徹底活用

 渡辺氏は、取引先からの電話をきっかけに、ネットワークカメラを購入していた。「従業員に電話をつなぐ際、1階から3階まで居場所を探していると時間がかかるため、社内に6台のカメラを設置しました」。外出時は、スマートフォンから従業員の勤務を確認の上連絡をするなど、業務効率の向上にも役立てている。さらに最終退社の多い渡辺氏は、カメラで照明の消し忘れをチェック。以前、従業員同士が互いに作業していると思い込み、照明がつけっぱなしになっていることがあったという。今では当初の目的以外にも使用頻度の増えたネットワークカメラが、照明の消し忘れ防止の省エネ活動にも活かされている。

快適な労働環境の整備

 出勤後は、設計室の空調2基を時間差で立ち上げる。冬は1人につき1台電気ストーブが支給され空調と併用する。「ストーブはデスクの下に入れると、こたつのように温かくなります。ただし温かさは「中」設定、退社時はストーブをデスクの外に出すよう従業員にお願いしています」。退社時のルールは、消し忘れをひと目で確認するための工夫だという。また、広々とした工場も天井が高く、全体を暖めるには効率的でないため、持ち場にあわせて石油ストーブを設置。こうして従業員の労働環境に配慮することも、品質の向上につながっている。2016年は、これまで日の目をみなかったものが形として現れる申年。会社経営が苦しい時代に開発を続けた「愛移乗くん」に期待する。

導入実績

導入時期 2012年10月
契約電力 51kW(2011年)⇒31kW(2015年)
20kW 39.2%削減
電気使用量 8万6873kWh(2011年12月~2012年11月)
⇒5万9077kWh (2014年12月~2015年11月)
2万7796kWh 31.9% 削減
営業時間 8:30~20:00(休:土・日・祝)

メディア情報

Copyright© NIHON TECHNO CO.,LTD. All Rights Reserved.