ERIA 導入事例

みのり保育園 様

事業内容保育園
従業員数65名
所在地滋賀県草津市上笠1-9-15
TEL077-562-4807
URLhttp://www.minori-school.net/

 滋賀県草津市にあるみのり保育園は、昭和52年4月に設立。当時日本では、今よりも米が貴重な食料とされていた。苗代に蒔かれた籾は多くの人の手で育てられ、やがて稲穂が深々と頭を下げる。みんなに愛され育った子どもたちが、大人になっても謙虚な姿勢を持った人間になって欲しいという願いを込めて、みのり保育園と名付けられた。園の特色の1つは、“たくましい身体と心”を育てること。教育方針が反映した省エネ活動について話を伺った。

たくましさを育てる保育 床暖房の使用方法を見直して、デマンド値36.2%削減

人間が持つ本来のちから

 「戦後は、暖房器具などによる快適な環境は整えられていなかったけれど、今と同じように暮らしていました。暑いから、すぐにクーラーをつける。それでは本来人間が持つ適応力が衰えていきます。暑さや寒さを感じるからこそ、身体が作用する。現代と異なる点は“慣れ”です」。園長のラッドキ 岸本妃咲氏は、教育に対する考えをこう話し始めた。2010年、改築と同時に太陽光パネルを設置するなど、以前から省エネ意識を持っていた。自分たちの手で運用改善を試みたものの、高額な電気代の原因は不明なまま。日本テクノから電気の「見える化」の提案を受け、2014年にSMARTMETER ERIAを導入した。

床暖房との付き合い方

 玄関前にある広々とした吹き抜けのホールは、体育やイベントに使用する。冬場は発表会に向けての活動などで終日利用することが多く、床暖房と空調の同時稼働で負荷がかかっていた。天井が高いため、空調と4台のシーリングファンを併用し、温かい空気を循環。しかし、電力ピークの原因は2面の床暖房だった。「同時に稼働するとピークに近付くため、1面ずつ交互に使用するようルール化しました」。電源を切った後も、しばらくは保温効果が持続するため、極端な冷えは感じないという。また、夜間は玄関にロールカーテンを下げ、冷気の侵入を防止。園内において最も消費電力の高い床暖房を、多角的にフォローしデマンド値の増加を回避した。

冬場の曇り空が弱点

 窓が多く、日中は太陽の日差しが省エネをアシストする。基本的に空調は20℃に設定、またはつけずに過ごすことができる。しかし、天気が悪ければ日差しはおろか、普段20kWを自家消費している太陽光パネルも発電しない。そんな12月某日、SMART CLOCKが赤くなった。最低気温は氷点下で、午前中に床暖房や空調の稼動、給食の準備が重なったことが原因だった。事務室には、園内の空調を一元管理する操作盤が設置されており、職員は各クラスの空調を停止していくが、0~2歳のクラスは対象外。子どもの環境変化への適応力に応じて、省エネ方法を変えている。

たくましい子どもに成長

 同園では健康づくりのため薄着・裸足保育、乾布摩擦に取り組む。「入園をご希望の親御さんには、私たちの教育方針を1時間みっちりと説明します。こうした教育が子どもをたくましくし、風邪をひかなくなったという声もいただいています」。子どもたちは玄関に設置されたSMART CLOCKを見ながら、電気使用量をチェックする。「時計が赤くなったら教えてね!と子供たちにお願いしていますが、省エネ活動の積み重ねにより、最近では赤くなることがありません」と岸本氏。「それではもう少し目標デマンド値を下げることができますね」という日本テクノ営業スタッフの提案により、みのり保育園の省エネ活動は今後も続いていく。

導入実績

導入時期 2013年4月
契約電力116kW(2014年)⇒74kW(2015年)
42kW削減
電気使用量 9万8,584kWh(2011年5月~2012年4月)
⇒9万1,672kWh (2014年5月~2015年4月)
6,912 kWh 7.0%削減
営業時間 7:00~20:00
(休:日・祝・12/31~1/3)

メディア情報

みのり保育園 様の取り組みがテレビ番組「省エネの達人」で紹介されました。
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