ERIA 導入事例

長良川観光ホテル 石金様

事業内容旅館
従業員数40名(内パート20名)
所在地岐阜県岐阜市長良112
TEL058-231-8156
URLhttp://www.ishikin.co.jp/

 岐阜県長良川河畔に位置する長良川観光ホテル石金。対岸の金華山には岐阜城を望み、夏はかがり火が水面に映る幻想的な雰囲気の中で鵜飼を楽しむことができるなど、絶好の立地が自慢の宿だ。源泉掛け流しの湯と伝統的な会席料理がさらに満足度を高め、日々全国からのお客様で賑わっている。同ホテルには大小9つの宴会場があり、年末年始や年度替わりのシーズンとなると、宿泊客だけではなく宴会場のみの利用客も訪れる。お客様の滞在に支障のない省エネ活動について話を伺った。

明確なルールを決めてデマンド管理 現場での体感温度が決め手です

計画的なERIAの導入時期

 「旅館運営にあたり、大きなウエイトを占める電気料金。中部電力の電気料金高騰をきっかけに、省エネを意識するようになりました」と話すのは、専務取締役の永瀬洋平氏。以前、中部電力や保安協会の講習に参加しデマンドという言葉は知っていたが、電気料金の仕組みについては把握しておらず、具体的な取り組みには発展しなかったという。ERIAを導入したのは2014年9月。前年のデータを参照すると、デマンドピークは8月であることがわかった。「2015年8月のピーク対策に向けて、冬の間に省エネ活動を身に付けられるよう、敢えてこの時期に導入を決めました」。

予行が活かされたピーク本番

 夏のピーク本番。細心の注意を払わなければならないのは、長良川の花火大会であった。河畔に位置する恵まれた立地の同ホテルでは、1年前より予約が入り始める最も人気の高い日取りだ。2015年の花火大会は7月25日と8月1日の2日間。最大デマンド値に近づいたのは、やはりこの2日間だった。17:30~21:00の夕食時、ERIAから繰り返し警報が鳴った。「正直、目の前のことに手一杯で構う暇もありませんでした」。しかし、優先的に稼働を停止する空調は赤、次に黄色といったシールを貼ることによって、既に管理はルール化されていたため、忙しいなかでも宴会場のデマンド値を10kW削減できた。

電気使用量削減に向けた工夫

 入浴時間は6:00~24:00。源泉が17℃の温泉は、適温の40℃前後まで上昇させるのに2時間を目安としており、朝4:00からボイラを稼働させていた。しかし、夏は1時間で目標温度に達するということがわかり、このシーズンは朝5:00からボイラを稼働させるようタイマー設定の変更を業者に依頼した。また、待機電力も大きく削減に成功。これまで客室の冷蔵庫には、常時飲み物を準備していた。しかし、実際には持ち込みが多く利用頻度が少ないため、冷蔵庫を空にし、お客様自身で電源を入れるスタイルに変更。こうした省エネ活動の積み重ねによって、デマンドだけではなく電気使用量の削減も実現した。

全体で協力する省エネ活動

 日本テクノの営業スタッフによる勉強会には従業員も参加。分業制となっているため、客室は清掃係、宴会場は仲居といった具合に、それぞれの省エネ活動を取り決める。「基本的にはフロントが司令塔となって各持ち場に指示を出しますが、お客様のチェックアウト時間が重なった時などは、少しでもロスタイムを省けるよう他の担当者や私も客室の電気を消しにいきます」と全体の協力体制も整っている。同ホテルは築80年の老舗旅館。「省エネの取り組みによって支出は最小限に抑え、昔ながらの趣を残しながら新しい設備を導入する。そして後世に鵜飼の歴史を守り伝えていきたいです」と話してくれた。

導入実績

導入時期 2014年9月
契約電力92kW(2014年)⇒84kW(2015年)8kW削減
電気使用量 22万4541kWh(2013年10月~2014年9月)18万7118kWh(2014年10月~2015年9月) 3万7423kWh 16.6%削減
営業時間 24時間(年中無休)

メディア情報

長良川観光ホテル 石金様の取り組みがテレビ番組「省エネの達人」で紹介されました。
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