ERIA 導入事例

株式会社日進社 物流加工センター様

事業内容フィルム包装資材、商品パッケージ、各種包装資材の製造・販売
従業員数 40名
所在地大阪府東大阪市川俣3-3-4
TEL06-6618-9220
URLhttp://www.nissinsya.co.jp/

大阪府東大阪市に物流加工センターを構える株式会社日進社は、1947年創業の老舗包装資材制作会社。フィルム包装資材や商品パッケージなどの製造・販売を手がける。時代とともに営業品目も多様になり、パッケージに関する総合コンサルタント会社として顧客満足を追求する。その一環として、取引先の物流コスト削減に貢献するため、物流センター内に部門を新設。パッケージの組み立てと商品詰めを行う部門を置くなど、新たな事業の育成にも取り組んでいる。倉庫内での搬入・搬出に着目した省エネ活動について話を伺った。

数字で明確に表れる取り組みの成果 改善の繰り返しが企業の省エネ文化を生む

環境負荷を受け止めて始めた省エネ活動

 「われわれが扱う製品は石油由来のものが多く、業界全体をみても環境に良いとは言えません。それを認識しているからこそ、環境保全につながる省エネ活動に力を入れていく必要があります」そう話すのは代表取締役社長の家田裕光氏。強い決意のもと同社にSMARTMETER ERIAが導入されたのは、2010年3月。1~2年はデマンド警報に対する対策を行ったほか、空調やLEDへの入れ替えなどを実施し、効果も見えたがその後は平行線をたどっていた。
2014年1月、物流センターのセンター長に三島善行氏が就任すると、省エネ活動は再び動き出した。あらためて日本テクノから省エネ活動の指南を仰ぎ、さらに、デマンド閲覧サービスの「メール配信機能」も設定。前日の使用量と比較して、使いすぎているようであれば、原因を探るという手順を繰り返した。

待機電力を徹底して削減

 三島氏はデマンド管理のコツをある程度つかんだところで、待機電力の削減に取り組んだ。「営業していない土曜・日曜は機器をすぐに動かす必要がないので、主電源からオフ。事務所の冷蔵庫も休日前は必ず空にして、コンセントを抜けるものはすべて実施しました」という徹底ぶりだ。また、フォークリフトの充電は夜間帯に行っていたが、それをあえて日中に移行した。「充電を夜間にすると早めに終えてしまった場合、あとは過充電になり、その分待機電力がかかってムダですし、安全面でも不安が残ります」。さらに、日中に充電しながら電力ピークを越えないようにするには、当然ほかの箇所の省エネ活動を積極的に行わなくてはならないため、省エネ意識の定着にもつながると考えた。

昇降機と冷房倉庫の運用を見直し

 待機電力の削減に続いて取り組んだのは、倉庫にある荷物用昇降機の運用方法について。荷物の搬入・搬出の移動に大きな電力を使うことがわかり、その回数を減らす方法がポイントとなった。よく動く荷物は、取り出しやすい手前側や下の階層に固めて置き、動きが少ないものはその逆で、奥側や上の階層に置いた。その日の搬入・搬出のスケジュールをもとに、最も昇降機の上下移動が少なくなるよう手順を調整した。
 同社では菓子類のパッケージの組み立てと商品詰めを行っており、そのなかでチョコレート菓子は冷房倉庫で管理されている。庫内の整理整頓を徹底したほか、室温管理の補助を目的として除湿機を導入。さらに搬入・搬出時間の改善を検討した。これまでは日中に行っていたが、夏場は陽が昇る前の早朝や日が落ち始める夕方から行うように調整。これにより庫内の温度上昇を最小限にとどめ、省エネにつなげた。

継続したPDCAサイクルの確立

 同社は2011年と比較し、契約電力で4kW削減、電力使用量で29.7%の削減に成功した。省エネ活動を振り返って家田氏は、「やってみなければわからないことが多かった。取り組んだ結果をもとに、継続してPDCAをまわしていくことが大切です」。また、電気の「見える化」も重要と話す。「数字は嘘をつきません。その数字が明確に示されるのですから、成果がでるまで方法を模索すればいい。そして全社員が継続できるまで、私が言い続ければ必ずできるようになります」と力強く語る。
 同社のCSR活動に関することは、すべて家田氏から配信され全社員で回覧する。目を通した社員は必ず判子を押すルールだが、これも家田氏の決意の表れだ。「社をあげてやっていることですので、“知りませんでした”は通じませんよ」と笑う。トップが一番やる気になることで、それが社員にも伝わり、企業の省エネ文化となっていく。

導入実績

導入時期2010年3月SMARTMETER ERIA導入
契約電力 39kW(2011年)→35kW(2015年)4kW削減
電気使用量8万4278kWh(2010年5月~2011年4月)⇒5万9241kWh(2014年5月~2015年4月)-2万5037 kWh 29.7%削減
営業時間 8:30~17:30(休業日:土・日・祝日)

メディア情報

株式会社日進社 物流加工センター様の取り組みがテレビ番組「省エネの達人」で紹介されました。
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