ERIA 導入事例

株式会社森八 専光寺工場様

事業内容和菓子製造・販売
従業員数 140名
所在地石川県金沢市専光寺町そ70(工場)石川県金沢市大手町10-15(本店)
TEL076-268-2689
URLhttp://www.morihachi.co.jp/

石川県金沢市にある株式会社森八。1625年(寛永2年)に創業し、日本三名菓の随一と称される「長生殿」などの製造を行う老舗の和菓子メーカーである。本店には江戸時代から使用されてきた菓子木型を展示した「金沢菓子木型美術館」や、茶菓を楽しみながらくつろげる「森八茶寮」、落雁作り体験など、観光客が楽しめる施設も充実している。2015年3月の北陸新幹線開通により、各方面からのアクセスが良好となったことで、生産量は前年比120%、ギフト部門においては過去最高の売上を記録した。生産量は増加しながらも電力使用量の削減に成功した取り組みについて、業務統括室 取締役室長兼工場長の森岡晋也氏に話を伺った。

シフト調整を行い工場の稼動を停止 省エネと労働環境の向上につながりました

補助金を活用してERIAを導入

 東日本大震災による電力不足をきっかけに、全国的に節電意識が高まった2011年。同社も同様にバックヤードで照明の間引きを行うなど、省エネに努めていた。こうした取り組みを始めて数ヶ月が過ぎた頃、同業種の紹介により日本テクノを知った。専光寺工場は、商品の製造、配送部門として稼動している。本店の契約に伴い、工場でもSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)を導入することが決定。電力を最も使用するシーズンは、本店が冬場、工場は夏場であった。契約の話が持ち上がった冬場から、夏場のピークまで時間に猶予がある。日本テクノはBEMSアグリゲータとして採択されており、国の補助金支給対象の基準と合致していたため、工場は申請を行ったのちに運用を開始した。

勤務体制の変更による工場停止

 製造部は、毎週水曜日と日曜日が固定休。同社の繁忙期は6月後半から8月前半まで、その他もスポット的に訪れる。以前は生産が落ち着く時期になると、社員は個々に休みを追加していた。しかし、1名でも出勤すれば製造機械は稼動させることとなる。森岡氏は前年度の業務量を確認し、閑散期は部署全体で休みとする日を設けシフト調整を行った。1日の就業時間も7~9時間を30分単位で日ごとに設定することで、メリハリのある電気の使い方が実現。「指定期間内の有給取得も推進することで、固定休につなげて長期休暇をとり、海外旅行に出掛ける社員もいました」と労働環境に対する満足度の向上も実感している。

本業に集中した取り組み

 代々受け継がれた和菓子づくりを最優先に、社員は製造に集中するため、省エネの協力は社外へも要請。冷凍庫の霜取りはピークの時間帯を外してタイマー設定するようメーカーに依頼している。また、伝統の味を損なわないよう製造後の商品管理について、社内の対応も見直し。商品の種類によって保管場所を分け、空調を集中的に稼動することで負荷を軽減させた。「日持ちしないものを優先的に空調が効いている部屋に保管。さらにストックが少ない閑散期には全ての商品を一箇所に集めます」。こうした社内外の理解と協力のもと、電力ピークを回避するとともに皆で森八の歴史を守っている。

手間のかからない自動制御システム

 ERIAと同時に導入したES-DEMACONAP。自動制御によりデマンドが設定値を超える前に空調を自動で停止させるシステムだ。対象となっているのは配送部門の空調。この空調は電力消費量が大きく、一旦停止するとピークは落ち着き業務に専念することができる。今後10年以内には、工場の建て直しを予定しており太陽光パネルの設置も検討しているという。「次は建物全体でピークカットできるようなつくりを希望しています。出ていくものは最低限に抑え、利益率を上げて社員に還元していきたいです」と森岡氏は話す。今後も森八の省エネ活動は継続していく。

導入実績

導入時期2013年3月SMARTMETER ERIA導入
契約電力 235kW(2011年)→182kW(2015年)53kW 22.5%削減
電気使用量49万5948kWh(2010年2月~2011年1月)⇒43万2166kWh(2014年2月~2015年1月)6万3782kWh 12.8%削減
営業時間 9:00~17:00(年中無休)

メディア情報

株式会社森八 専光寺工場様の取り組みがテレビ番組「省エネの達人」で紹介されました。
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