企業の省エネ成功事例

製造業

運用・設備改善の相乗効果で電力使用量約4割の削減

常木鍍金工業株式会社 川口工場さま

製造業

省エネポイント

  •  運用改善と設備改善の両輪で省エネを推進
  •  作業現場をアクリル板とビニールカーテンで仕切る
  •  冬場は加工時の廃熱を暖房として活用

導入効果

女性の活躍が省エネ活動の一助に

 常木鍍金工業株式会社は、職場環境の改善に力を入れており、社員の提案を積極的に採用している。また、技術チームや製造現場に女性社員が多いのが特長で、その比率は4割に迫る。電気の消し忘れが減るなど、省エネ活動の推進にも好影響をもたらしているという。同社が「SMARTMETER ERIA」を導入したのは2010年9月。その後2016年11月に「SMART CLOCK」を導入した。省エネ活動のポイントは、電気の「見える化」を活用した運用改善と、それによって得られた成果を原資とした、省エネ設備改善の相乗効果にある。

警報が鳴ると、事務所から省エネ活動を促す放送を流す

取り組みにより得られた成果で設備改善

電力ピークを知らせる警報が鳴ると管理部から事業場全体に放送を流し、省エネ活動を促す。作業に支障のない場所の照明を切り、状況に応じて空調を一時的に止める。それが社員の習慣になった。これにより導入前に243kWあったデマンド値は、翌年一気に192kWまで下がった。「まず金額面で効果を得られたのが大きかった。より省エネが見込める設備投資が可能になりました」と野中氏はいう。

冬は機器からの廃熱を利用し配管を通じて暖房代わりに

現場でのエネルギーの効率化を徹底

プラズマ加工機
アクリル板で覆うことで、めっき液の温度低下と飛散を抑制

 設備改善では、作業部分をアクリル板で囲い、要所をビニールカーテンで区切ったことが効果的だった。めっき液の温度低下を防ぐことで温めに要するエネルギーを削減でき、薬液の飛散を抑えることで、スクラバー(排ガス洗浄装置)の稼働率が大幅に下がった。特にスクラバーは、業務時間外も稼働していたが、その必要がなくなった。また、排水を極力減らし、その処理にかかるポンプ稼働を抑えたほか、冬場は生産工程で排出された廃熱を有効利用し、配管を通して暖房代わりに使用している。運用改善と設備改善の相乗効果により、サービス導入前に比べ、2016年9月の時点で132kWまで下がり、約4割の電力使用量削減につながった。

Comment コメント

常務取締役・製造本部長 野中貴宏
電気の「見える化」は、省エネ目的以外に、社員の意識向上に大きく貢献しています。当社は「働き方改革」を進めており、全員が「省エネ」という共通目標をもつことで、業務全体が効率化され、時間外労働時間の削減にも効果が現れました。

Company profile カンパニープロフィール

代表者 代表取締役社長 野中真宏
事業内容 金属表面処理加工業、電気めっき業
従業員数 72名
所在地 埼玉県川口市

取材日:2017年5月
※「SMARTMETER」(スマートメーター)は日本テクノ株式会社の登録商標です。電気機器のご利用方法の詳細についてはメーカーにお問い合わせのうえ、安全性を十分にご確認ください。

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