大事な部分は今も人の手、手間より電気のムダ省く

吉野食品有限会社さまの導入事例 [Case 443]

■ 導入効果

新設工場のため比較データなし。売上110%超に対し使用電力量は0.9%の微増にとどまっている

導入時期2015年12月

■ 省エネポイント

    • 電磁調理器の稼動をずらす
    • カバーで殺菌装置の熱の拡散防止
    • 事務所の空調のON・OFF
郷土の伝統食を守るために事業を開始

大分県吉野地方に伝わる『吉野鶏めし』は醤油と砂糖で鶏肉とごぼうを甘辛く煮付け、これをご飯に混ぜ、二度炊きしたもの。吉野食品では家庭用から業務用までラインナップした鶏めしの素と、直売所などで販売しているおにぎりや弁当の製造販売を行っている。「私の母が地域の伝統の味を残そうと婦人会のメンバーで“吉野鶏めし保存会”を立ち上げました。以来約30年にわたって吉野鶏めしの製造販売を行っています」(取締役 佐々木博之氏)。当社のサービスを導入したのは2012年。2015年に旧工場を直売所にし、新工場を設立した際にSMART CLOCKを導入した。

見える化が品質向上にも貢献

もっとも電力を使うのは鶏めしの具材を加熱する電磁調理機器。以前はガスタイプを使用していたが、その時々で火の通りが異なることがあったため、工場新設時に2台導入した。調理器は分散して使うことでピーク上昇を抑えている。
「“見える化”するとわかってくることが多々あります。たとえば鶏めしの素は熱湯で加熱殺菌を行いますが、装置にカバーをかけることで熱が逃げなくなりました。また、具材と調味液は別に冷やした後で一緒にする方が、使用電力量が抑えられました。いずれもスタッフが試行錯誤するなかでわかったノウハウです」

客数に応じて目標値を細かく変更

佐々木氏は予想気温を見ながら毎日目標値の設定を変更し、無理のない省エネに取り組んでいる。気温が上昇する夏場が電力使用のピークで、作業の関係で使用を抑えられないときのみ事務所の空調を切る。工場新設後の売上は10%ほどアップしたが、契約電力はそのまま、使用電力量も0.9%増で済んでいる。「売上ほどに使用量が増えないのは、皆が工夫している証拠。鶏めしも省エネも“人の手間”が大事だと思っています」

Comment コメント
取締役 佐々木 博之氏
受変電設備の保安では、単なる点検作業に対価を払うのが不満でした。多少費用がかかっても電気を「見える化」して、改善行動を生むほうがよいと思って日本テクノのサービスを導入しました。スタッフもムダのない業務手順を意識するようになり、業務品質が全般に向上していると感じます。
Company profile
代表者 代表取締役社長 中村 直也
事業内容 自動車教習学校
従業員数 67名(2018年9月現在)
所在地 福岡県飯塚市

取材日:2018年10月

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