省エネとサービスの両立。一歩踏み込む勇気が改善に【岡森書店・TSUTAYA上野店さま】

岡森書店・TSUTAYA上野店さまの導入事例 [Case 420]

■ 導入効果 [導入時期2014年9月]

質を損なわない使用電力量の改善

■ 省エネポイント

    • 空調の稼働台数を制限する
    • ネオンと間接照明を消す
    • 業者が立ち入る際は事前に相談する
電気が見えないと始まらないデマンド管理

株式会社グリーンモールオカモリは、三重県伊賀市で岡森書店・TSUTAYA上野店を運営する。東日本大震災を機に日本全体で省エネ意識が高まり、同店も同様に高効率の照明を導入し使用電力量を20%改善した。「しかし、系列店に電気料金を尋ねると、当店の方が断然高かったのです。デマンド制は知っていたものの、抑制方法は不明のまま。そのころ日本テクノさんが訪れ、電気の“見える化”のわかりやすさに惹かれて、すぐに導入を決めました」。(代表取締役 岡森克幸氏)

目につきやすいレジ前にSMART CLOCKを設置

稼働する空調は1/3に制限

半数の照明でも十分な明るさに店内は吹き抜けで開放感ある造り。しかし、この特徴が使用電力量を押し上げていた。SMARTMETER ERIAはバックヤードに、SMART CLOCKはレジ前の柱に設置した。これまで開店30分前から店内27台の空調をフル稼働していたが、まずは入り口部分のみ、ほかは開店してから稼働するよう運用方法を変えた。さらに開店後は、冷気が届きにくい四隅と店舗中央を中心に、1/3にあたる9台の空調で賄うようになった。併設するパン屋にも、夏場の日中はオーブンの使用を控えてもらうよう協力を呼びかけたという。

新たな挑戦には、一歩踏み出す勇気も必要

思い切って大きなネオンも消灯また、店内の照明は一機あたり2灯ついているが、1灯を間引きし商品選びに支障のない明るさに調節した。外灯は看板照明を除き、ネオンや間接照明などは思い切ってオフにした。「ネオンはメイン通り沿いにあるので、来客数が減るのではないかという不安もありましたが、大きな変化はありませんでした。勇気を出して取り組んでみると、ムダが見つかるものです。省エネと接客サービスは相反すると考えていましたが、ぎりぎりの狭間を見極めることで両立できます。それにはやはり電気の“見える化”が必要だと感じました」。

Comment コメント
代表取締役 岡森 克幸氏
小売店では空調のテストやワックス後の換気などで、業者さんが空調をフル稼働することがあります。こうしたイレギュラーな日は、事前に相談して業者さんにも省エネに協力してもらっています。2018年の夏もこれまでの契約電力を維持、またはさらに改善できるよう努めていきたいです。
Company profile
代表者 代表取締役 岡森 克幸
事業内容 DVDレンタル・書店
従業員数 33名(2018年5月現在)
所在地 三重県伊賀市

取材日:2018年5月

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