ぽると総本舗 株式会社白十字パーラーさまの導入事例 [Case 424]
見える化がもたらした省エネ成功のポイント
省エネとサービスの両立をめざす
電気の「見える化」で自分たちの自主的な努力でお客さまに迷惑をかけずに省エネを実現することが同社の基本的な考え方だ。SMART CLOCKの色が変化したら、空調の稼働台数や温度を調整する。それでも色が変わらないときだけ、一時的に冷蔵庫や冷凍庫の電源を落として対応する。サービス導入によりスタッフの省エネ意識は確実に定着した。
・デマンド目標値を毎月変更
・空調はこまめに調整
・奥の手は「冷蔵庫・冷凍庫一時OFF」
■ 導入効果:「見える化」によるムダの発見
導入時期2016年8月
お客さまが幸せに感じる空間をつくる
佐世保の地で65年親しまれてきた地元を代表する銘菓『ぽると』。製造・販売するのは白十字パーラーだ。同社は工場、レストラン併設の本島本店、小売および包装・梱包を行う京町支店で日本テクノのサービスを導入している。
「私たちが提供するお菓子やお食事は嗜好品であり、食を通じて日常にないちょっとした喜びや楽しみを提供したいと思っています。“見える化”はそうしたお客さまの気持ちを損なわず、自分たちの工夫で省エネに取り組めると感じ、導入を決めました」(代表取締役 近藤英三氏)
空調のこまめなON・OFFと温度設定を徹底
本店のデマンドピークは夏。開店前に空調を稼動すると休憩スペースに設置したSMART CLOCKの色が変わる。「立ち上げ時間をずらし、開店後の客数に応じて温度や稼動台数を調整します。空調をONにした直後は注意するようスタッフに伝えています。夏場で多数のご来店があり、使用電力量が目標設定値に近づいたときは一時的に冷蔵庫や冷凍庫の電源を落とすこともあります。これは奥の手です」。ちなみに気温変化に応じ、近藤氏が月ごとに自らSMARTMETER ERIAで目標値を変更し、年間を通じてムダの削減に取り組んでいる。
「見える化」がもたらした意識の変化
その他にも梱包スペースはサーキュレータを併用することで空調の稼動を抑える、工場の空調は設定温度をこまめに変更するなど、「見える化」を通じバックヤードで省エネに取り組む意識が定着した。「これまでは使っていない冷凍ストッカーの電源が入っているようなことがありましたが、“見える化”によってこうしたムダはなくなりました。スタッフの自然な省エネ行動を引き出せていると感じます」。
代表取締役 近藤 英三氏
サービス導入直後、真夏の夜中に本店が停電し、私の携帯に緊急通報がありました。緊急工事により翌日は無事に営業できたのですが、そのとき24時間監視のよさを実感しました。これからも変わらぬ味をご提供し続け、佐世保の皆さまに寄り添うような気持ちで事業を続けてまいります。
企業概要 | |
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事業内容 | 食品製造・小売 |
従業員数 | 50名(2018年5月現在) |
所在地 | 長崎県佐世保市 |
取材日:2018年5月
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